電話の QR コードは、あなたの番号を入れた状態で電話をかける画面を開きます。発信はしません。どの電話も番号を表示して待ちます。それが望ましい振る舞いであり、この種類のコードを人目に付く場所へ貼っても安全な理由です。
コードは番号を発信用のアドレスの形で運びます。電話はそれを見分け、かける画面を開いて番号を書き込みます。
自分から発信することは決してありません。広く使われているどの基本ソフトも、読み取っただけで発信を始めることはしません。これは作り手が意図して決めたことです。そうでなければ、電柱に貼ったシール一枚で、見知らぬ人に気づかれないまま有料の通話をさせられてしまいます。
コードが運ぶのは番号一つで、それ以上はありません。名前も一緒に出したいなら、正しい種類は連絡先に保存される 連絡先カード (vCard 3.0) です。
閉まった扉に貼られた紙は夜に読まれます。番号を打ち込むよりコードに狙いを定めるほうが簡単で、緊急の番号が写真に撮られるのではなく実際に発信されます。
エレベーターの中、工事の仮囲い、設備の上。そこで読み取る人には困りごとがあり、辛抱は続きません。大きく刷ってください。遠くから読み取られます。
補いとしては有用で、置き換えとしてはめったに向きません。名刺を取っておく人はふつう連絡先ごと欲しがりますし、連絡先カード (vCard 3.0) のほうが多くを運びます。
国内表記の番号は海外から失敗します。+81 がないと、訪問者の電話にはどの国の番号か分かりません。人目に付く場所のコードなら、国際表記は何も費やさずに海外からの発信をすべて救います。
一部のタブレットやパソコンには発信の画面がありません。そこでは何も起きないか、誰も設定していないアプリが開きます。だから番号は文字でも刷ってください。
刷った時点で番号は公開されます。機械で読める形なので、画像の中の番号より自動的な収集の対象になりやすくなります。会社の番号なら問題になりませんが、個人の携帯なら意識して決めるべきことです。
名前も文面も内線の依頼も運べません。カンマの休みで内線を足せる程度です。文面には SMS を、連絡先ごとには 連絡先カード (vCard 3.0) を使ってください。
番号が存在するかどうかは誰も確かめません。数字が一つ入れ替わっても完璧なコードができ、違う番号へ連れて行きます。刷り上がりを読み取って、一度鳴らしてみてください。